2019年8月23日 朝日新聞

地震動予測地図 色分け見やすく


 政府の地震調査研究推進本部は22日、ある地点が揺れに見舞われる確率を示す「全国地震動予測地図」などの分布図の色分けを、新しくすることを決めた。これまで危険度を示す色が図によってばらばらだったが、レベルに応じて九つの色にそろえ、色覚障害者にも見やすくする。

 新たに導入する色分けは、危険度が高い順に「赤紫」「赤」「朱」「橙(だいだい)」「黄」「淡黄」「青」「水色」「薄灰」。陸地や海を表現する色は、白や灰色を使う。色覚障害者に配慮し、見分けにくい赤と緑を同じ図に配置しないようにする。新たに作成・改訂する図から導入する。