2014年11月15日 毎日新聞大阪版

色覚異常など学ぶ 19日 福島区役所で研修会



 色の見える仕組みや色覚異常について学ぶ研修会が19日午後4時、大阪市福島区役所5階会議室で開かれる。同区人権啓発推進協議会の主催。NPO法人「トゥルーカラーズ」の高橋紀子理事長が「『色覚バリアフリー』社会の一助でありたい」と題して講演するほか、補正レンズの体験などを通して色のバリアフリーを考える。
 色覚異常者は日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人の割合とされる。赤と緑、緑と茶の区別がしにくいなど、見え方は人によって異なる。同NPOは、色覚の多様性を個性として受け入れられる社会の実現を訴えている。無料。問い合わせは先は福島区市民協働課(06・6464・9743)。【関雄輔】