色の見え方の違い(色覚多様性)について啓発活動を行っているNPO法人True Colors(トゥルーカラーズ)が、昨年に続いて、簡易型色覚補助レンズを貸し出す「カラーサポート/プログラム」を、802 Media Works / UNKNOWN ASIA実行委員会 主催のアートフェア「UNKNOWN ASIA 2025」で実施しました。色覚について、多くの人に関心をもってもらうキッカケが必要だと考えて企画された「カラーサポート」は、色とアートの関係に着目した色覚多様性の啓発活動です。
【実施内容】
・実施日:2025年12月5日(金)〜7日(日)の3日間
・実施場所:大阪梅田ツインタワーズ・サウス11F(大阪市北区梅田1-13-1)
「紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA 2025」 会場内
・実施内容:来場者で希望される方に、無料で簡易型色覚補助レンズ「Reading Color AD」の貸出。
併せて、色覚についての相談、アドバイスを実施。
レンズ提供:ネオ・ダルトン株式会社
【カラーサポートの意味】
色が観賞の重要な要素の1つにもなっている美術展・アート展は、色がわかりづらい色覚少数派にとって、敬遠しがちな催事・イベントです。
そんななか、色覚少数派の人でも、色の区別が分かりやすい簡易型の色覚補助レンズ「Reading Colors AD」が貸し出される「カラーサポート」があることで、より多くの人々が、美術・アート作品を楽しむキッカケ、サポートになることを願っています。
【色の見え方による不都合な真実】
色の見え方は、髪の毛の色や指紋と同様に人それぞれに違う特性です。しかし、そのことはあまり知られてはおらず、他の多くの人々と色の見え方が違う少数派の当事者はもとより、周囲の多数派にとっても、不便、不自由なことが生じています。
色の見え方が他の多くの人と違うということは不便な特性ですが、病気でも障がいでもないのです。人それぞれに、そんな特性があることを多くの人が知ることで、対処できる方法はいろいろあるとNPO法人 True Colorsは考えています。
そして、その不具合を解消する選択肢の1つとして、開発されたのが色覚補助レンズであり、今回お貸しする、簡易型色覚補助レンズ「Reading Colors AD」です。
【簡易型色覚補助レンズ「Reading Colors AD」】

本格的な色覚補助レンズは高価な製品ですが、「Reading Colors AD」は、多数の種類があるレンズの中から利用者が多い2種類に絞り込み、小型で携帯性を高め、コストを抑える狙いの企画です。製造メーカーであるネオ・ダルトン社も、いずれ販売することを視野に入れていますが、まだ企画・開発段階のプロトタイプで、この企画のために試作品をご提供いただいています。アートイベントや美術展など、さまざまな機会にレンズを使ってみての感想や要望などをお聞きし製品化に向けてのリサーチを行っています。
(Reading Colors ADの仕様)
・レンズ:プラスティック カバー、台紙
・寸法:幅40mm×高さ80mm×厚さ8mm
・重量:9g
・日本製
【これからの「カラーサポート」】
色と関係が深いアートや美術展など、この話題に相性の良いイベントだと考え、継続して実施していく考えです。一方で、肉の焼き色が解りづらいといった焼き肉店などの飲食店や、色の組合せが必要とされるアパレルなど、これからもこのカラーサポート企画が活かされるさまざまなところで展開していきたいと考えています。
【紀陽銀行 presents UNKNOWN ASIA 2025】
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